王手は追う手

数日前に過去の将棋書籍を見返していたら2015年10月から半年間、渡辺九段(当時棋王)がEテレでやっていた「渡辺流 勝利の格言ジャッジメント」が目に入りました

将棋は駒が8種類あり、それぞれの特性に合った考え方をすると実践で活かすことが出来ます

それを先人達が格言として残してくれています

例えば「一歩を笑うものは一歩に泣く」があります

「一円を笑うものは一円に泣く」の派生だと思われます

世に出て名を成し、覇権が続くような人は、小さな価値を粗末にしません

レストランに行き、食後にテーブルの上をぐちゃぐちゃにして帰るような人は大成しないのです

すいません、これは私の作り話です笑

人生でも将棋の実戦でも使える格言ないかなと見ていたら

「王手は追う手」がありました

ワイドショーで使われる王手は、残り一勝で日本シリーズ制覇!等に使いますが、将棋の王手はこちらの駒の利きが相手玉に当たった時に使います

ですので、王手されると必ず対応しなければなりません

将棋あるあるなのですが、右から玉を追いかけ、左から抜けられることが結構あります

まさに、好意の異性を追いかけたり、スキャンダルを起こした議員を追いかけたりするのと一緒です

大抵失敗しますよね?笑

しっかり答えている議員を見たことがありません

つまり、過剰に追いかけると捕まりませんよということを教えてくれているのです

将棋の勝率を上げることは簡単ではありません

ですが、小さい価値を馬鹿にせずに少しずつ玉を追いかければ、勝率が上がるのです

皆様も「過剰に追いかけない」やってみてください

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